愛知県の知多市在住です。コロナウイルスがはやり始めて以降、街中からマスクが消えました。
我が家は夫婦二人暮らし。私は、高齢者施設にも出入りする職種の自営業です。
夫はサラリーマンなので会社で1日1枚支給されるそうなのですが、私は当然、誰も支給してくれるはずはなく、自分で用意するしかありません。
マスクがないと入れない施設も多く、仕事のためにも早々に入手の必要がありました。
仕事の合間を縫って薬局やコンビニエンスストアへ行っても、マスクはすべて完売。
試しにネットで探したところ、出るわ出るわありえない値段での高額転売。
50枚入りのものが1万円を超えていることもざら。某通販サイトで通常価格の物を見つけたと思いきや、送料が5,000円超え。
さすがにこの値段で買うのは馬鹿らしいと思い、備蓄も20枚くらいはあったので、どうしたものかと様子を見ていました。
朝イチで行けば購入できるのでは?
元々は、仕事が多忙で平日の日中など身動きが取れず、ネットで見たり合間に薬局を確認するしかなかったのですが、このコロナ騒ぎで、悲しいことに仕事は減り、時間に余裕ができるようになりました。
動きやすい今であれば、早い時間に薬局へ出向くことも可能です。
夫とも相談し、平日の真ん中の水曜日、近くのドラックストアの開店10分前に行き、並んでみることにしました。
行列はそれほどでもない
正直なところ、朝イチとは言え10分前なので、すでに行列ができていることをある程度覚悟していました。
しかし、そこは田舎の良いところ。並んでいたのは、10人程度のおばさま方のみでした。
都心や名古屋市内など人口密度の高い地域では、きっともっと並んでいるのでしょうね。
こういう点で、田舎に住んでいてよかったなと思います。
おばさま方の隙をついて・・
ドラックストアのオープンと同時に、店内へ。マスクコーナーへ直行です。
押しあったりする様子もなく、落ち着いたものです。
マスクコーナーにつくと、すでにそこには4人のおばさま方が。
そして、棚には50枚入りのマスクが残り1つ!
おばさま方は4人で何かを相談している様子でした。きっと、1つしかないので、4人ともは買えないと思い、話し合っていたのかもしれません。
しかし、ここでひいてはせっかくの早起きが無意味になってしまいます。
申し訳ないながらも、容赦なく棚から残り1つのマスクをゲットし、レジに向かったのでした。
これぞ漁夫の利というものでしょうか。
よく見るとそのマスクは「小さめサイズ」。おばさま方は、もしかしたら誰が買おうか話し合っていたのではなく、小さめでも大丈夫か、それで悩んでいたのかもしれません。
かくして無事に当面のマスクを入手。しばらくはこれで過ごすことができそうです。
マスクは、田舎であれば、地域のドラックストアに朝から並ぶことで、それほど大変な思いをすることなく購入できることがわかりました